ショップの売上げをアップさせる「ターゲット配信」の使い方

「ターゲット配信」の使い方

こんにちは。
ミラクルナビゲーションの齋藤です。

ネットショップの売上げアップに直結する方法は「ターゲット配信」になります。
しかし、「ターゲット配信」が売上げアップに直結するという事実はあまり知られていません。

このページでは、売上げをアップさせる「ターゲット配信」の使い方をご紹介いたします。

なぜターゲット配信が必要なの?

10年以上、メルマガを配信されている方でも、ターゲット配信はした事がない方も多いほど、ほとんどのネットショップのメールマガジンはターゲット配信をしていません。
顧客全員に同じ件名と同じ本文のメールマガジンを配信しています。

もちろん、専門ショップの場合は、ターゲット配信をする必要性はそれほどありません。

例えば、カメラのネットショップの場合、お客様はカメラに興味がある方になりますので、商品を購入した時点で、既にターゲットが絞られているからです。

しかし、多くのカテゴリーの商品を扱っている場合、購入した商品と違うカテゴリーの商品に、お客様は全く興味を持っていない場合がほとんどです。

そのため、お客様全員に、同じ件名と同じ本文で、メルマガを配信すると、2割の方が興味を持っていたとしても、8割の方には全く興味がない内容を配信してしまう事になるのです。

それでは、なぜ、お客様があまり興味を持っていない内容のメルマガを配信してはいけないのでしょうか?

その理由は、お客様が「読む価値がないメルマガ」と判断してしまい、お客様がメルマガを読まなくなるからです。
最初の数回はメルマガを読んでもらえますが、次第に開封もされなくなるからです。

つまり、メルマガの精読率が下がるのです。
そして、その次はメルマガを解除するようになります。

メルマガの反応が悪い場合、お客様に興味がない内容のメルマガを次々に送っている場合が多いのです。
お客様が興味を持っている商品が分からない状態で、いろいろな商品を紹介すると、お客様は迷惑と感じてしまうのです。

これは、友達づきあいを考えてみると分かると思います。

例えば、車など自分の所有物の自慢話ばかりする人とは、友達になりたくないですよね。
また、興味がない趣味の話ばかりされても、困りますよね。

しかし、多くのメルマガは、これと同じような事をしている場合があるのです。

例えば、入荷した新商品がどれだけ素晴らしい商品なのかを解説しているメルマガは本当に多いです。

もちろん、興味がある人にとっては、ありがたい話なのですが、興味がない方にとっては、読む価値のない自慢話のメルマガになります。

また、初心者のお客様にプロ向けの高額商品の案内を送るなど、お客様に必要がない商品の案内ばかり送ってくると、メルマガが迷惑メールになってしまいます。

お客様にメルマガを喜んで読んでもらうためにも、メルマガが迷惑メールにならないためにも、できる限り、お客様に興味がない内容のメルマガを送らない事が、長期的にお客様との絆を強くするためには大切になるのです。

そのために、お客様の属性に合わせた「ターゲット配信」がネットショップの長期的な運営では必須になるのです。

サファイアメールのターゲット配信は?

ネットショップがターゲット配信をする場合、比較的簡単にスタートすることができます。
その理由は、購入した商品からお客様が興味を持っている分野が分かるからです。

データベースにお客様が購入した商品や商品のカテゴリーなどを登録しておくことで、商品の購入履歴から、お客様が興味を持っている分野の商品案内をすればいいのです。

それでは、サファイアメールでは、どのようなターゲット配信ができるのでしょうか?

AND検索とOR検索について

サファイアメールでは「AND検索」と「OR検索」ができます。
分かりやすく説明すると、このようになります。

AND検索・・・すべての条件を満たす。
OR検索・・・いずれかの条件を満たす。

もちろん、「昨年メルマガに登録した方」+「今月が誕生日の方」などと複数の条件を組み合わせる事が可能です。

ネットショップのメルマガでは使わないかもしれませんが、10個以上の条件を組み合わせる事もできます。

サファイアメールでは、下記の3種類の条件の組み合わせができます。

日付(登録日、誕生日、購入日など)

組み合わせができる条件
今日、昨日、明日、今週、先週、来週、今月、先月、来月、今年、昨年、来年月、年、月日、期間指定(年月日~年月日、月日~月日)

例えば、誕生日をデータベースに登録していると、誕生日が明日の方、今週と来週が誕生日の方、今月が誕生月の方、2月3日~3月3日が誕生日の方、などと色々な条件や組み合わせのターゲット配信ができます。

数字(年齢、ID、ポイント、購入金額など)

組み合わせができる条件
等しい、等しくない、以上、以下、より大きい、より小さい、範囲指定

例えば、年齢をデータベースに登録していると、30歳以下、30歳、30歳以上、30~40歳などの条件や組み合わせで、ターゲット配信ができます。

文字(性別、商品名など)

組み合わせができる条件
含む、含まない、同じ、異なる

例えば、性別をデータベースに登録をしていると、男性、女性、という条件でターゲット配信ができます。

購入履歴を登録していると、Aの商品を購入された方、AとBの商品を購入された方、Aの商品を去年購入された方、などの条件や組み合わせでターゲット配信ができます。

都道府県をデータベースに登録をしていると、都道府県だけではなく、都道府県の組み合わせで、関東地方、関西地方など、地域別のターゲット配信もできます。

まとめ

ネットショップの運営で大切なことは、お客様の事をよく知るということです。
そして、一人一人のお客様に合わせて、商品の提案をすることです。

店舗がある場合は、接客をしている時に、お客様が必要としているものが分かります。
しかし、ネットショップの場合、お客様と会話をする事はほとんどありません。

そのため、一方通行になりがちです。

その点、アマゾンでは、接客ができない代わりに、いろいろな手段で、お客様の情報を収集しています。
お客様が実際に購入した商品だけではなく、カートに入れて購入していない商品、「欲しいものリスト」に入れた商品、クリックしただけの商品からもお客様が欲しいデータも収集しているのです。

つまり、アマゾンはお客様の事を知るために、どこよりもデータを収集しているのです。
そして、お客様が興味がない内容のメルマガを送らないように、データの精度を高めているのです。

日本のネットショップの場合は、アマゾンとは正反対の場合が多く、お客様が興味のないものでも、興味を持ってもらい、購入してもらおうとしています。

もちろん、興味がなかったお客様でも、説明を読んで購入する場合がありますので、売上げをアップする効果はあります。

しかし、実際の所、興味がなかったものが購入に至る成約率はそれほど多くはありません。
また、お客様が購入した場合でも、商品が納得いかなかった場合は「あのお店からは二度と買わない!」と逆に嫌われてしまう可能性もあります。

興味がない商品の紹介は、お客様にとって、迷惑なメールになる可能性があります。
そして、解除したいと思うメルマガになるのです。

そのため、長期的に見た場合は、お客様の属性に合わせて、メールを送った方が、お客様に嫌われる可能性が激減し、長いお付き合いができるのです。

サファイアメールは、お客様と長いお付き合いができるように、お客様のデータをたくさん登録できるように、データベース項目が最大100項目もあります。

また、AND検索とOR検索が充実していますので、どのような条件でも、ターゲット配信をすることができます。

これだけのデータベース機能と検索条件が充実しているメール配信システムは、日本にはほとんどありません。

是非、この機能を使って、お客様に喜んでもらいながら、売上げアップに繋げてくださいね。

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