メルマガの開封率を上げる方法は?

開封率を上げる方法

こんにちは。
ミラクルナビゲーションの齋藤です。

メルマガを発行していると、どれくらいの人がメルマガを読んでいるのか気になりますよね。
そこで、このページでは「メルマガの開封率を上げる方法」についてお伝えします。

「開封率」はメール配信システムで計測できるの?

「開封率」というのは、メールのタイトルをクリックして、本文を表示した方の割合の事です。
それでは、その「開封率」というのはメール配信システムで分かるのでしょうか?

これは「メール配信システム」に「開封率計測機能」がある場合は開封率が分かります。

現在、多くの有料のメール配信システムでは「開封率」の計測機能が付いています。
もちろん、当社が運営している「サファイアメール」にも付いています。

しかし、すべての配信形式に対応している訳ではありません。
開封率は「HTMLメール」で配信をした場合しか、計測することができないからです。

メールには文字だけの「テキスト形式」と画像を表示する事ができる「HTML形式」の2つがありますが「テキスト形式」で配信をした場合は「開封率」の計測はできないのです。

それでは、どのように計測しているのかと言うと「HTMLメール」の中に、計測用の空の画像を埋め込んでメールを配信します。

すると、その空の画像が表示された時に、メールが開封した事が分かりますので、開封率が分かるのです。

ただ、「HTMLメール形式」でメールを配信すると、問題点があります。
それは、テキスト形式しか表示されない環境で読んでいる方もいる事です。

そのため、最近では「HTMLメール」は、マルチパート配信(HTML形式とテキスト形式の両方に対応した形式)で配信をすることが一般的になっています。

マルチパート配信で配信されたメールの場合、テキスト形式で開封された場合は、開封していても、計測用の画像が表示されないため、開封した事が分かりません。

そのため、実際の開封率は、メール配信システムの計測結果よりも、高くなる場合がほとんどです。

とは言え、テキスト形式しか表示されない環境で読んでいる方は、1割もいないため、開封数の9割が計測されていると考えて間違いはないと思います。

開封率を上げる3つの方法

ここからは、2万回以上、メルマガを配信した経験から、メルマガの「開封率を上げる方法」についてお伝えしていきます。

「メルマガの配信日時」で開封率を上げる方法

開封率を上げるためには、配信日時の設定が大切です。

例えば、「今日の天気」のURLをクリックしてもらいたい場合、その日の夜に配信すると、開封率は激減します。
これは、情報の賞味期限が切れているからです。

「今日の天気」のURLをクリックしてもらいたい場合は、当日の朝6時までに配信をしないといけません。
食べ物と同じで、メルマガも「鮮度」が大切なのです。

また、ニュースを伝える場合、情報提供が遅くなればなるほど、開封率は下がります。
ニュースは知れ渡ってしまうと、そのニュースは必要なくなるからです。

ニュースはスピードが命ですので、一刻も早く配信をしないといけないのです。

それでは、賞味期限が長い情報を提供する場合は、いつ配信をすればいいのでしょう?

時間や曜日がいつでもいい情報を配信する場合で大切な事は「固定した時間や曜日」に配信をすることです。

毎日、バラバラの時間に配信をすると、たまたま読者の目についた時は読んでもらえますが、たくさんのメルマガの中に埋もれてしまう可能性も高くなります。

しかし、毎日、朝の6時に配信をしていた場合、読者の方は、毎朝6時にメルマガが届くのを楽しみに待つようになります。

そのため、たくさんのメルマガが届いていたとしても、その中に埋もれてしまうことなく、朝の6時頃に届いているメルマガを探して読んでもらえるのです。

固定した時間や曜日に配信をすることは、開封率を大幅に上げる事ができるのです。

ちなみに、これはテレビ番組で使われている方法でもあります。
なぜ多くのテレビ番組はなぜ毎日、または毎週、同じ時間に放送をするのでしょうか?

それは、視聴者に、番組の放送日時を覚えてもらい、確実に見てもらうためです。

金曜日の夜9時は「ミュージックステーション」。
このように覚えてもらう事ができれば、ミュージックステーションが好きな方は、番組を見逃す可能性は激減します。

メルマガも全く同じなのです。
毎日、同じ時間に配信をしていれば、その配信時間を楽しみに待ってくれる読者の方が少しずつ増えていきます。
そして、メルマガを見逃してしまう可能性が激減するのです。

しかし、月1回の配信など、配信頻度が低い場合は、それほど効果はありません。
月に1回だと、ほとんどの読者はメルマガの事を忘れてしまっているからです。

また、メールマガジンはたくさんありますので、配信間隔が長いと、読者は他のメールマガジンに目移りしてしまいます。
そして、頻繁に配信しているメールマガジンの方を優先して読むようになります。

そのため、最低でも週に1回は配信するようにする事がポイントです。

「予告」で開封率を上げる方法

次回のメルマガの内容と配信日時を予告することで、開封率をアップさせる事ができます。

これも、「次回は○○編をお届けします。」など、テレビ番組の最後でよく使われている方法ですが、メルマガでこの方法を使っている人は少ないです。

その理由は、メルマガの原稿が完成すれば、即配信する方が多いことや、次のメルマガのコンテンツが決まっていない方が多いからです。

しかし、メルマガは即配信したり、バラバラの時間に配信するよりも、次のメルマガの配信日時を予告して、決まった日時に配信をした方が開封率が上がるのです。

そして、次のメルマガのコンテンツを予告しておくことで、そのコンテンツを読みたい方が次のメルマガの配信を楽しみにして待ってくれています。

つまり、メルマガの開封率と精読率を上げることができるのです。

また、予告をすることでもう一つのメリットがあります。
それは、メルマガを配信するモチベーションが上がることです。

人間はどうしても、楽な方を選んでしまいますので、締切がなければ、配信頻度や配信時間がバラバラになってしまいがちです。
しかし、読者に予告をすることで、次のメルマガの「締切」ができます。

「締切」ができると、メルマガの原稿作成に対するモチベーションが一気に上がります。
そして、「読者のために頑張ろう!」というモチベーションが、質のいい原稿作成に繋がります。

次回の予告をすることで、開封率と精読率のアップだけにとどまらず、定期的なメルマガの配信や質のいい原稿作成に繋がり、好循環ができあがります。

すぐに効果が表れるようなテクニックに目を奪われがちですが、実は、このような地道な取り組みが長期的に見ると、大きな差となって表れるのです。

そして、メルマガで成功している人の多くは、このような地道な取り組みを長期的に行っている人なのです。

「タイトル」で開封率を上げる方法

読者が興味をもつようなタイトルを付ける事で、開封率をアップさせる事ができます。

読者が開封するタイトルの具体例ですが、ネット上にあふれるほどあります。

例えば、ヤフーニュースなどのタイトルを見てみると分かりますが、クリックさせる事が目的のタイトルがたくさん並んでいます。

思わずクリックしてしまったニュースのタイトルを参考にすることで、開封率をアップさせるタイトルを付けることができます。

ちなみに、私の経験上では、下記のテクニックが開封率を上げる上でかなり有効です。

【1】メルマガを読むメリットを強調する。

読者の方がなぜメルマガを読むのかと言えば「情報」を得るためです。

このメルマガを読むと、このようなメリットがありますよ!
という事をタイトルで伝えると開封率が上がります。

開封率が上がるメールマガジンのタイトルを教えます!

このようなメルマガのタイトルでメールが届けば、思わずクリックしてしまいますよね。

ちなみに、「逆バージョン」もあります。

開封率を上げたい方は絶対に読まないで下さい。

実は、こちらの方が開封率が高くなる場合が多いです。
「読まないで」と言われると逆に読みたくなるからです。

ただ、何度も使うと効果はなくなります。
そのため、「ここぞ!」という時に1回だけ使うのがお勧めです。

【2】具体的なタイトルを付ける。

抽象的なタイトルを付けるよりも、具体的なタイトルを付けた方が開封率が上がります。読むだけでイメージが頭の中に浮かぶタイトルを付ける事がポイントです。

メールマガジンのタイトルの付け方を教えます!
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開封率が上がるメールマガジンのタイトルの付け方を教えます!

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1000円以下で食べられるお勧めのお店ベスト3!

【3】一部の文字を伏せ字にする。

これはタイトルの一部を伏せ字にすることで、○○には何が書いてあるのだろう?
と読者の方に興味をもってもらい、メールの開封を促す方法です。

スターバックスには3時に行くのがお勧め!
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スターバックスには○時に行くのがお勧め!

スターバックスには3時に行くのがお勧め!
と書いてあると、タイトルだけで読者は満足してしまいます。

数字を伏せ字にすると、その数字に興味がわいてきますよね。
○を知りたいために、読者はメルマガを開封してくれるのです。

【4】疑問系の文章にする。

読者の方に問いかけるようなタイトルを付けた方が、読者の興味を促すことができますので、開封率が上がります。

例えば、このようなタイトルになります。

イタリア料理について
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イタリア料理は好きですか?

イタリア料理が好きな方がこのタイトルを読むと、自分のためにメルマガを書いてもらったような気分になりますので、すぐに開封したくなります。

読者と会話するようなイメージでタイトルを付ける事がポイントです。

【5】読者を挑発する。

読者を挑発するタイトルを付けると、たくさんのメルマガが届いたとしても、挑発したタイトルしか目に入らなくなります。

収入アップをしたい方へ
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なぜあなたの収入は低いままなのか?

異性にモテる方法について
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なぜあなたはモテないのか?

読者を挑発するタイトルを付けると、開封率はほとんどの場合アップします。
ほとんどの場合というのは、挑発する方向性が間違っているとアップしないからです。

読者に「やる気」を促すようなタイトルにする事がポイントになります。
決して、読者にけんかを売ってはいけません。

【7】流行の言葉を入れる。

毎年、流行の言葉があります。
2021年は「ずるい」が流行っています。

開封率がアップする方法
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開封率がアップする「ずるい」やり方

なぜか「ずるい」が入っているだけで、興味が沸いてきますよね。

そのため、最近は、書籍などではよく使われています。
しかし、メルマガではあまり見かけませんので、使う場合は今がチャンスかもしれません。

ただ、あくまでも流行の言葉ですので、いつまでも使える訳ではありません。
流行の言葉で開封率がアップするのは、その言葉が流行っている期間限定です。

しかし、流行の言葉は次から次へと生まれますので、効果がなくなれば、次の流行言葉を使えばいいのです。
書籍やブログなどのタイトルをチェックしていると、流行の言葉は誰でも見つけることができます。

【6】タイトルに読者の名前を入れる。

メールマガジンの登録時に、メールアドレス以外に名前やニックネームの登録も必須にしておくと、件名に名前を入れる事ができます。

今日の予定はありますか?
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○○さん、今日の予定はありますか?

件名に名前を入れておくと、不特定多数ではなく、自分自身に問いかけてくれているような感じがするため、思わず開封してしまう場合が多くなります。

また、名前がタイトルに表示されている事でスパムメールではない事が分かるため、安心してメールを開封できるというメリットもあります。

サファイアメールでは、件名や本文に名前を挿入することができますので、メールマガジンの登録フォームには、名前の入力欄を付け加えることがお勧めです。

「コンテンツ」で開封率を上げる方法

メルマガの開封率を上げる方法と言えば、タイトルの事しか書いていないサイトが多いです。

しかし、実は最も効果がある方法は「コンテンツ」で開封率を上げる方法なのです。
タイトルに依存しないため、平凡なタイトルを付けても問題ありません。

そして、長期的にメルマガを配信している方やメルマガで成功している方は、ほとんどの方がこの方法で高い開封率を維持しています。

なぜかというと、メルマガの配信を楽しみに待っている人が多いからです。
つまり、メルマガのファンが多いからなのです。

例えば、福山雅治のファンの方でしたら、福山雅治からメルマガが届いた場合、どのようなタイトルでも開封すると思います。

ファンになれば、タイトルはそれほど重要な要素ではなくなるのです。
そして、メルマガのファンになってもらうためには、コンテンツが重要です。

常に読者の方に役立つ情報を提供していれば、メルマガに対する評価が上がりますので、どのようなタイトルでもメルマガを読んでもらえるようになります。

もちろん、ファンが増えるまでは、開封率はそれほど多くないかもしれません。
しかし、メルマガを読んだ方は、必ずファンになってしまうほどのコンテンツを毎回提供していれば、どんどんとメルマガのファンが増えてきます。

その結果、どんなタイトルであっても、読んでもらえるようになるのです。
つまり、メルマガで一番大切なことは「コンテンツ」なのです。

クイズやプレゼントで開封率を上げる方法

最後に、効果は絶大ですが、ほとんどの方は実行していない方法をお伝えします。
それは、クイズやプレゼントで開封率を上げる方法です。

といっても、イメージが浮かびにくいと思いますので、まずは「クイズ」を使って開封率を上げる方法を具体的にお伝えしたいと思います。

例えば、このような感じの文面をメルマガの最後に掲載します。

ここでクイズです。
メールマガジンの開封率を上げる効果な方法があります。
しかも、ほとんどの人が使っていません。
さて、その方法はどんな方法でしょう?

次回のメルマガでこの方法についてお伝えしますので、お楽しみに!
次回の配信日時は、明日の夜8時です。

このようなクイズをメルマガの最後に掲載することで、次のメルマガを楽しみに待ってくれる人が激増します。
それほど効果は絶大ですが、この方法を使っている人はほとんどいません。

ちなみに、このクイズは、上記でお伝えした「予告」の方法としても使えますので、是非、この方法を使って、開封率アップに取り組んでみて下さいね。

もう一つは「プレゼント」による開封率アップです。

「プレゼント」による開封率アップといっても、ピンとこない方が多いと思いますので、こちらも、具体的な方法をお伝えしたいと思います。

例えば、このような感じの文面をメルマガの最後に掲載します。

ここで、本日のプレゼントのご紹介です。
「メールマガジンの開封率を上げる方法」のPDFファイルを10名様にプレゼント!

下記をクリックするだけで応募が完了します。
http://sapphire.prezent.jp/*******

応募締切は、木曜日の夜8時です。
たくさんのご応募をお待ちしています!

なお、当選発表は次回のメルマガで発表しますので、お楽しみに!
次回の配信日時は、金曜日の夜8時です。

そして、次回のメルマガで、当選者のメールアドレスを一部伏せ字にして発表します。

ポイントは、クリックするだけで応募ができるようにすることです。
目的は「開封率」をアップすることですので、できる限り、簡単に応募できるようにしないといけません。

サファイアメールでは、クリック率を測定する機能を使うことで、クリックした方のメールアドレスが分かります。
そのため、この機能を使う事で、ワンクリックでプレゼントの応募ができるのです。

ちなみに、私の場合は、会員番号を発行していましたので、当選発表はメールアドレスではなく、会員番号で発表していました。

会員番号の発行もサファイアメールを使えば、簡単にできますので、やり方が分からない場合は、いつでもご相談下さいね。

そして、この方法にはもう一つのメリットがあります。
クリック後の応募完了画面で、読者に見て欲しいWEBページに飛ばすことができることです。

メルマガで普通に商品紹介をしても、クリックしてくれる人は、本当に商品に興味を持った人だけですが、商品にあまり興味を持っていない方にも、応募完了画面で見てもらう事ができるのです。

また、ブログを毎日書いている場合、そのブログのページに飛ばすこともできます。
つまり、ブログのアクセスを増やすことができます。

1人でも多くの方に見て欲しいページがある場合は、この方法を使ってWEBページを見てもらうこともできますので、是非、参考にしてみて下さいね。

まとめ

メールマガジンを配信する目的は、ほとんどの場合はファン作りになると思います。
実際、お店や企業、個人のファンを作るために、メルマガを配信している所が多いです。

せっかく作ったメルマガを読んでもらうために「開封率を上げる事」は非常に大切です。

しかし、コンテンツの内容が薄かったり、読者がタイトルを読んで期待した情報を本文で提供できなかった場合は、メルマガの評価が下がってしまいます。

解除が多いメルマガの場合、ほとんどがこのパターンに当てはまります。

「開封率を上げる事」は大切ですが、開封率を上げるタイトルをつけたために、解除されてしまっては元の子もありません。

そのため、優先順位は「コンテンツ」、次に「タイトル」、その次に「配信日時」になります。
(ジャンルによっては「配信日時」の優先順位が2番になります。)

開封率を上げるために、タイトルに異常にこだわっている方も多いですが、「タイトル」が一番ではありませんので、その点に気をつけて下さいね。

メルマガのファンを増やしていくためにも、長期的にメルマガで効果を出し続けていくためにも、コンテンツ重視のスタンスを崩さないようにして下さいね。

また、下記の記事も参考になると思いますので、是非、一緒に読んでみて下さい。
クリック率を最大限上げるタイトルの付け方は?
大切な読者に解除されないタイトルとは?

また、メルマガやメール配信システムに関するご相談はこちらからお願いします。

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