小さなお店が利益を上げるメルマガの書き方

利益を上げるメルマガの書き方

こんにちは。
ミラクルナビゲーションの齋藤です。

このページでは、メルマガを2万回以上配信してきた経験を元に、美容院やエステサロンなど、小さなお店の利益をアップするメルマガの書き方をお伝えしていきたいと思います。

小さなお店がメルマガを発行する目的とは?

メルマガを書くことにあまり慣れていない場合は、何について書けばいいのかについて悩みますよね。

実は、小さなお店の場合、メルマガを発行する目的が決まっていれば、メルマガに書く内容というのはおのずと決まります。
何を書いていいのか分からない場合は、メルマガを発行する目的が決まっていないからなのです。

目的に沿った内容でメルマガを書けば、メルマガの効果はどんどんと現れてきます。
しかし、目的に沿った内容でメルマガを書かなければ、メルマガを発行しても効果がでてこないどころか、逆効果になることもあります。

そのため、肝心な事は「メルマガを発行する目的」を間違えないことです。
目的が間違っていると、結果がでる事はありません。

それでは、小さなお店がメルマガを発行する目的は何でしょうか?
これは、ずばり「お店のファン」を作ることです。

そして、お店のファンを作るということは「スタッフのファン」を作るという事でもあります。

利益が下がるメルマガについて

いろいろなお店のメルマガに登録をしていると、セールの案内が頻繁に届きますよね。
また、商品の案内がほとんどのメルマガもあります。

それでは、小さなお店は、このようなメルマガを真似して書けばいいのでしょうか?

答えはメルマガを発行しているお店を見ると分かります。
多くは規模が大きなお店だと思います。
スーパーや家電量販店などは、商品の紹介や割引商品の案内が多いです。

規模が大きなお店の場合は、小さなお店と違い、価格で勝負をすることができます。
大量仕入れをしているため、仕入れ価格が安いからです。

もし、小さなお店が価格で勝負をした場合、利益率が小さくなるため、売上が上がっても、利益がほとんどでなくなってしまうのです。

セールの案内が多いと、セールをしていない時は誰も買わなくなります。

すると、常にセールをしないといけない状態になってしまい、メルマガを発行しているにも関わらず、以前よりも利益が下がってしまうようになるのです。

利益が上がるメルマガについて

小さなお店で利益が上がっている所は、セールはあまりしていません。
セールをしないどころか、他のお店よりも価格が高い所も多いです。

逆に言えば、セールをしないから、利益が上がるのです。

「値段が高ければ、お客様は他のお店に流れてしまうのでは?」
とセールをしているお店は不安になると思います。

しかし、セールをしないと売れないお店は「お店のファン」がいないからなのです。
お店のファンがいないから、価格が安いお店にお客様が流れてしまうのです。

例えば、小さなお店が商品の紹介をしたとします。
その商品を気に入ったお客様はその商品をネットで検索します。

すると、安く売っているお店が見つかりますので、安いお店から商品を買うようになります。
その結果、せっかく商品を紹介しても、他のお店の売上げを上げることになるのです。

これでは、メルマガを発行しているのに、売上が上がりません。
メルマガを発行する目的が間違っていると、売上を上げることができないのです。

セールをしなくても、売れているお店は「お店のファン」が多いからです。
逆に言えば「お店のファン」が多いと、価格が高くてもそのお店で購入するのです。

ただ、例外はあります。
それは「オリジナル商品」をメインに取り扱っている場合です。

この場合は、他のお店で商品を買うことができないため、商品の紹介がメインでも問題ありません。

メルマガには何を書けばいいの?

メルマガの目的は「お店のファン」を作る事です。
「お店のファン」になると、その他のお店に浮気をしなくなります。

逆に言えば、他のお店に浮気をさせないために「メルマガ」を発行するのです。

ちなみに、浮気と言えば、お店に限らず、男女間でも全く同じですよね。

ずっと連絡をとっていなければ「いいな」と思う人がいると、心が揺れ動いてしまうのです。
心が揺れ動かないように、メルマガを配信して、お客様の心を常に掴んでおく必要があるのです。

それでは、お店のファンを作るためには、どのようなメルマガを書けばいいのでしょう?

ほとんどのお客様は、毎日お店に来てくれる訳ではありません。
そのため、メルマガでお店の近況報告をすればいいのです。

何も報告をする事がない場合は、メルマガを書くために、新しいサービスを開発したり、レイアウトの変更をしたりすればいいのです。

とは言え、これはすべてのお店ができる事ではありません。

その場合は、何を書けばいいのかというと「スタッフの日記」です。
仕事の内容に限らず、日常生活や趣味などについて書けばいいのです。

これは「芸能人」のブログやメルマガが参考になると思います。
芸能人は、自分自身のファンを作るために、そして、掴んだファンを離さないために、ブログやメルマガを書いているからです。

何のために、スタッフの日記を書くのかと言えば「スタッフ」のファンを作るためなのです。

スタッフのファンができれば、ファンの方はそのスタッフに会うために、お店に来るようになります。
趣味が同じだった場合は、そのスタッフに親近感を感じますし、趣味について話をしたいと思いますよね。

その結果、買い物もそのお店でするようになります。

そのスタッフが商品をお勧めすると、そのスタッフを応援するために、セールをしていなくても購入してもらえるようになるのです。

補足になりますが、上記の項目で商品の紹介をすると、他のお店で購入されてしまう可能性がある事をお伝えしました。
しかし、お店のファンになると、商品の紹介をしても、他店に流れてしまうことはありません。

そのため、メルマガのメインコンテンツは、お店やスタッフの近況報告。
サブコンテンツとして、商品の紹介。

このような構成でメルマガを書けばいいのです。

しかし、目先の売上を上げるために、商品の紹介がメインになったり、セールの案内がメインになっているメルマガも多いのが現状です。

この記事を読まれた方は、長期的な視点で見て、メルマガを使って、お店のファン作りに力を入れて下さいね。

小さなお店のメルマガの注意点は?

小さなお店でもスタッフにメルマガ発行を任せている所もありますが、その場合は注意点があります。

それは、スタッフは辞める場合もあることです。
お店がなくなるまで、働いてくれる訳ではない事です。

また、予告なく、突然、辞める場合もあります。

そのため、スタッフにメルマガを任せる場合、1人に任せきりにするのではなく、担当者は2人以上にした方が無難です。

しかし、2人以上にメルマガを任せる事は難しいお店が多いと思います。

そのため、小さなお店の場合は、店長がメルマガを書くのが一番です。
実際に小さなお店のメルマガを読むと分かりますが、ほとんどは店長が書いています。

また、ファン作りに成功しているメルマガも店長が書いている場合が多いです。

忙しくてもスタッフに丸投げせず、お店の事を一番よく知っている店長自身がメルマガを書いているからこそ、ファンがどんどんと増えていくのだと思います。

小さなお店を経営されている方は、是非、この記事を参考にして、メルマガを使ったファン作りに取り組んで下さいね。

また、小さなお店の読者の増やし方は、下記の記事を参考にして下さい。
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