こんにちは。
ミラクルナビゲーションの齋藤です。
メルマガの開封率をあげる方法を実行しても、思うように開封率が上がらない場合があります。
何が原因なのでしょうか?
このページでは「メルマガの開封率が上がらないシンプルな理由」についてお伝えいたします。
開封率が上がらないシンプルな理由
このブログでは、私の体験を交えながら、開封率を上げる方法をお伝えしています。
しかし、実際のところは、ノウハウを読んだだけでは、開封率を上げることはできません。
自転車の乗り方の本を読んでも、自転車に乗ることができないのと同じです。
大切なことは「場数」です。
いくら勉強をしても、実際にメルマガを配信しないと、ノウハウは身につかないのです。
しかし、何度もメルマガを配信していたとしても、なかなか開封率が上がらない場合もあります。
その場合、毎回、「開封率を上げる」ことに力を入れている場合が多いです。
つまり、毎回、ホームランを打とうとしている状態です。
そのため、なかなか「開封率を上げるノウハウ」ことができないのです。
「開封率を上げること」に力を入れているのに、「開封率が上がらない」のは不思議に思うかもしれません。
しかし、その理由は簡単です。
「発行者が開封率が上がる」と思っていることと、「読者が開封したい」と思う内容にずれがあった場合、開封率が上がらないのです。
それでは、どのような目的をもって、メルマガを配信すればいいのでしょうか?
それは「開封率を上げる目的」ではなく、「開封率を上げるデータを蓄積する目的」で配信すればいいのです。
つまり、毎回のメルマガ配信を「ABテスト」にするのです。
毎回、2つの原稿を用意し、どちらが開封率が上がるのかをテストしていくことで、読者が開封したいと思う内容が分かるようになります。
続けていくと、「発行者」と「読者」のずれが、少しずつ小さくなっていきます。
その結果、「開封率が上がるノウハウ」を身につけることができるのです。
ABテストの原稿について
ABテストを行うためには、通常、2つの原稿を用意する必要があります。
しかし、「1つの原稿を作るだけでも大変なのに、2つの原稿を用意するなんて、絶対無理!」と思われた方も多いと思います。
実は、ほとんどの方は、そう思っていますので、実際のところ、ABテストを行っている方は、それほど多くありません。
しかし、メルマガの場合は、ABテストの実施に、ほとんど手間がかかりません。
その理由は、AとBの原稿を大きく変えてしまうと、どの部分が「開封率アップ」に繋がったのかが分からないためです。
そのため、基本的に変更する場所は「1カ所」だけにします。
1カ所だけ変更すれば、開封率に大きな差がでた時に、開封率アップに繋がった場所が分かるからです。
数カ所変更した場合、どの部分が開封率アップに繋がったのかが分かりません。
そのため、1カ所だけでいいのです。
また、1カ所だけにすると、ABテストの実施に手間がほとんどかからないため、長期間続けることができます。
毎回、手間暇がかかれば、ABテストの実施が負担になってしまい、続けることができなくなります。
メルマガは、基本的には長期的に続けていくものです。
そのため、欲張らずに、毎回1カ所だけでいいのです。
1カ所だけでも、100回ABテストを行えば、100回分のノウハウを習得できます。
同じように100回、メルマガを配信していても、毎回ABテストを行っている場合と行っていない場合では、ノウハウの習得に大きな差がでてくるのです。
ABテストの項目について
メルマガで「開封率アップ」のABテストを行う項目は、次の3つしかありません。
1 件名
2 差出人
3 送信日時
本文のABテストは、開封率アップには直接関係がありません。
そのため、最初は、この3つを検証していくことになります。
本文のABテストは、クリック率や成約率を上げるためには重要ですので、開封率アップのABテストでノウハウを蓄積した次の段階で、本文に関するABテストを行う事がお勧めです。
件名について
最初は件名でABテストを行います。
件名を2つ用意して、ABテストを行うのです。
件名を2つ用意するだけですので、悩んだとしても、数分でできると思います。
例えば、読者プレゼントを実施する場合は、このような感じでテストをします。
A 先着100名様に「ギフト券」をプレゼント!
B お急ぎください!先着100名様で終了です!
このような感じで、どちらの開封率が上がるのかをテストします。
ちなみに、常に2つの件名を考えるようにすると、件名の付け方がどんどんと上達していきますので、その点で考えても、ABテストはお勧めです。
差出人について
差出人は、基本的には、固定しないといけないため、毎回テストを行ってはいけません。
ただ、会社名(肩書き)と個人名については、ABテストを行った方がいいと思います。
通常、差出人は、読者に覚えてほしい名前に設定します。
ただ、会社名を個人名にした方が、明らかに開封率などが上がる場合は、個人名で固定するのも1つの方法です。
しかし、注意しなければいけないことは、差出人の開封率アップの効果は一時的にしか過ぎないことです。
そのため、個人名にすると開封率が上がる事が分かった場合、通常は会社名(や肩書き)で配信をして、絶対に読んでもらいたい時に、個人名にするなど、使い分けをする事も有効です。
大切なことは「データ」の蓄積です。
毎回のテストが長期的には大きな差になるのです。
送信日時について
毎日メルマガを配信する場合は、配信時間。
毎週メルマガを配信する場合は、曜日が重要になります。
これは、原稿を2つ用意しなくて済むため、簡単にテストをすることができます。
配信日時を変更するだけですので、是非、いろいろとテストしてみましょう。
私の場合、占いのメルマガを配信していましたが、配信時間が遅くなるほど、見る人が明らかに減っていきましたので、コンテンツによっては、配信時間が本当に重要になります。
テストする時は、必ず、同じ件名と差出人で行うことがポイントです。
特に、件名が変わると、送信日時よりも、件名の影響が大きくなるからです。
ABテストの注意点
ABテストをすると、ノウハウが2倍以上のスピードで蓄積されていきますので、短期間に開封率を上げるためのノウハウを習得することができます。
ABテストを毎回行っていると、AとBで悩んだ場合、どちらがよりよい効果を出すことができるのかが分かりますので、たった3ヶ月でも大きな差を生み出すことが可能です。
しかし、注意点があります。
それは、ノウハウに依存してしまうことです。
ノウハウに依存をしてしまうと、明らかに開封率が下がっていきます。
例えば、「○○さん、ありがとうございます!」という件名にすると、大幅に開封率が上がったとします。
すると、「○○さん、ありがとうございます!」という件名を何度も使いたくなりますよね。
しかし、次の配信では同じタイトルで配信をしても、一気に開封率が下がってしまうのです。
その理由は、件名で期待した以上のコンテンツが提供できていなかったからです。
開封率が上がるということは、コンテンツに対しての読者の期待値が上がるということです。
そして、読者の期待値以上のコンテンツを提供することができていれば、次のメルマガの開封率が下がることはありません。
しかし、メールを開封した後に「読む価値はそれほどなかったな」と判断されてしまうと、同じタイトルでメールを配信したとしても、開封率はどんどんと下がっていくのです。
メルマガ発行を続けていく上で、大切なことは「コンテンツ」です。
読み続けたくなる「コンテンツ」を提供していくことが大切です。
とは言え、絶対に読んでほしいコンテンツがある時に、開封率を上げるノウハウを知らなければ、読者に開封さえしてもらうことができません。
開封率を上げるノウハウは乱発するのではなく、「ここぞ!」という時に使うと、一番効果を発揮することができます。
逆に言えば、「ここぞ!」というチャンスの時に、効果を上げることができるように、ノウハウを蓄積しないといけないのです。
もちろん、メルマガで学んだノウハウは、ブログにも通用します。
メルマガでノウハウを習得しておけば、ブログでも使うことができますので、一石二鳥です。
開封率を上げたい方は、是非、参考にして下さいね。
ちなみに、サファイアメールでは、下記の機能が標準装備されています。
自動配信で最大の成果を出す「A/Bテスト機能」
この機能を使うと、毎回、最大の成果を出すことができますので、サファイアメールをご利用の方は、是非、この機能を使ってみてください。
また、サファイアメールを利用されている方には、開封率アップのサポートもしていますので、お気軽にご相談ください。