メルマガとLINEのどちらがいいの?

メルマガとLINEのどちらがいいの?

こんにちは。
ミラクルナビゲーションの齋藤です。

ここ数年で、集客手段としてLINEをお勧めしている人が増えてきましたよね。
それでは、メルマガとLINEのどちらがいいのでしょうか?

そこで、このページでは「メルマガとLINEのどちらがいいの?」というご質問にお答えしていきます。

LINEのメリットについて

LINEをメインにされている方は、メルマガを否定している方が多いような気がします。

若い人は、そもそもメールを使っていない。
メルマガはなかなか読んでもらえない。
メルマガはなかなか登録してもらえない。
LINEの方が反応がずっと早い。
これからはLINEの時代だ!

これが、LINEをメインにされている方が、メルマガを否定して、LINEを勧めている理由になります。

確かに、当てはまる部分もあります。

若い人は、メールよりも、LINEを常にチェックしています。
そのため、LINEの方がメルマガよりも反応が早いです。
そして、これからはLINEの時代かもしれません。
また、メルマガは10年前と比較すると、反応が悪くなりました。

最近ではLINEコンサルタントという肩書きの人もでてきました。
このような主張をされると、メルマガはもう時代遅れなのかな?
メルマガの読者を集めても、無駄なのかな?

と思ってしまうかもしれません。
しかし、LINEにはデメリットも数多くあるのです。

LINEの知られざるデメリットについて

私は約20年間、ネットビジネスに関わってきましたが、ネットの世界は、流行廃りが非常に早いのが特徴です。

サービスの衰退について

2000年代の後半は、ミクシィというSNSサービスが一世風靡しました。ネットユーザーはほとんどが登録しているというほど、流行っていたサービスですが、フェイスブックが日本でサービスをスタートしてしばらくすると、ミクシィのユーザーのほとんどは、フェイスブックに乗り換えたのです。

当時、ミクシィをビジネスに使っていた方は多く、「これからはメルマガよりミクシィだ!」とマイミクと呼ばれる友達集めに力を入れていた方も多いのですが、ほとんどの方は、ミクシィから去って行ったのです。

もちろん、マイミクというのは、ミクシィ内での連絡しかできないため、メールアドレスのように、ミクシィというプラットフォーム以外では、連絡を取ることができません。

つまり、そのサービスが流行っている時は、問題ありませんが、サービスが廃れると、いくら顧客を集めたとしても、連絡が取れなくなり、無駄になってしまうのです。

サービスは続いていても、そのサービスの利用ユーザーが激減してしまうと、集めた顧客にアプローチができなくなるのです。

もちろん、これは、LINEも同じです。

LINEは確かに今は、多くの人に利用されています。
しかし、数年後は分かりません。

LINEは数年間で一気にユーザーを増やしました。

ということは、LINEにとって変わるサービスが登場した場合、数年間で一気にユーザーが移行してしまうのです。

そんな事は考えられない!

と思った方も多いかもしれませんが、ミクシィのユーザーがフェイスブックに移行したのも、たった数年間の事なのです。

つまり、「LINEの時代」はいつまで続くかは、誰も分からないのです。
そして、「LINEの時代」が終わると、LINEで集めた顧客リストは消滅してしまうのです。

アカウントの凍結について

SNSを顧客集めの手段として使った場合は、アカウントの凍結というリスクがあります。

5年ほど前までは、フェイスブックで顧客集めをすることが流行っていました。
そのため、フェイスブックでどんどんと友達申請をして、友達作りに励んでいた方も多かったのですが、ある一定の友達を集めた後に、凍結されている方も非常に多かったのです。

これは、ツイッターでも同じです。

相手から友達申請がある場合は問題ありませんが、自分から友達申請をしまくると、SNSでは凍結される場合が多いのです。

アカウントが凍結されてしまうと、今まで集めた顧客リストは一瞬で消えてしまいます。

これは、LINEでも同じです。
LINEで顧客リストを集めていた方の中には、アカウントの凍結をされた方がいます。

例えば、LINEでアフィリエイトをしている方のアカウントが凍結される事があるのは有名な話ですが、アフィリエイトをしていなくても、凍結されている方はたくさんいます。

「LINEで登録者を増やせば儲かる!」という話を聞いて、登録者を増やしている方は結構います。

しかし、何千人のリストを集めたとしても、LINEの会社が推奨していない使い方をした場合は、アカウントの凍結リスクがあるのです。

アカウントの凍結の判断基準は、LINEの会社が決める事ですので、こちらに主導権はありません。

また、これも注意しないといけない事ですが、利用規約というのは、頻繁に変わります。
今は問題なく運用ができていたとしても、将来は分かりません。

そのため、LINEで顧客集めをする場合は、アカウントが凍結される可能性があるという事を常に頭の中に入れておかないといけないのです。

長い文章を読んでもらえない。

LINEは友達同士のコミュニケーションのためにできたサービスです。
そのため、すぐに読んでもらえますし、すぐに返信もきます。

会話をするために作られていますので、これは当たり前です。

しかし、逆に言えば、長い文章はしっかりと読んでもらえません。
ほとんどのLINEユーザーは、長い文章が届くと、スクロールしながら読みますので、飛ばし読みになるのです。

そして、文章が途中で終わり「続きを読む」をクリックしなければいけない場合は、ほとんどの方はクリックしないのです。

そのため、確かに「既読」にはなるかもしれませんが、飛ばし読みになりますので、しっかりと読まれないのです。

商品があまり売れない。

LINEとメルマガで、同じ商品を同時に紹介すると分かるのですが、LINEで商品の紹介をしても、なかなか売れません。

しかし、メールで商品を紹介すると、LINEの何倍も売れる場合がほとんどです。
これは、メールの場合、読者がしっかりと文章を読んでいるため、購入率が非常に高いのです。

LINEの場合は、既読がついても、それほど真剣には読まれていないため、購入に繋がりにくいのです。

また、LINEはもともと、友達とのコミュニケーションのために利用している方がほとんどで、商品を購入するために、登録をしている訳ではありません。

逆に、メルマガの場合は、情報収集に使っている方も多いため、欲しい商品が紹介された場合は、メルマガから購入する人が多いのです。

つまり、メルマガと商品の販売は相性が非常によく、LINEと商品の紹介は、相性が悪いのです。

簡単にブロックされる。

LINEはメルマガより登録者を増やすのが簡単と言われます。
そのため、LINEでの集客に力を入れている方も多いのですが、登録が簡単な分、デメリットもあります。

それは、簡単にブロックされるということです。

LINEの場合、メルマガと違い、ブロックされる理由は、コンテンツの善し悪しだけではありません。
通知が来るのが嫌なので、ブロックする方も多いのです。

LINEですぐに読みたいメッセージは、友達のメッセージです。
そのため、忙しい時などに、急いで読む必要がないお店や企業からのメッセージなどが届くと「うざい」と感じてしまうのです。

そして、何度かそれが続くと、通知が来るのを止めるために、ブロックされてしまいます。
既読者が減っている場合は「ブロック」している方が増えているのです

メルマガはその点、簡単に解除される事はないため、読者の方に喜んでもらえるコンテンツを提供していれば、長期的に読んでもらえる場合が多いです。

LINEの使い方について

このように、LINEにはメリットもありますが、デメリットも非常に多いのが現状です。

当社の場合は、長期的に考えて事業展開をしていますので、LINEが衰退した時の事を考えて、LINEで顧客リストを集めることはしていません。

数十年後でもなくなることはないメルマガをメインにしています。
しかし、LINEでの集客はしない方がいいかというと、そのようには思っていません。

余力があるなら、LINEでの集客もした方がいいと思っています。
そして、LINEとメルマガでは発信内容を変えます。

LINEは長文のメッセージの発信には向いていません。
ツイッターのように、単文のメッセージの発信に向いています。

そのため、ちょっとしたメッセージは、LINEで送ります。
そして、商品紹介など長文のメッセージになる時は、メルマガに誘導します。

LINEは、メルマガを読んでもらうための告知媒体にします。
すると、メルマガの精読率を上げることができるのです。

今は、SNSがたくさんあるため、以前のように、メルマガとブログだけでOKという時代は終わってしまいました。

しかし、少人数のスタッフですべてのSNSに手を出すことは不可能です。

そのため、何十年後でも続けることができるメルマガとブログをメインにして、LINEやSNSなどは、メルマガやブログの告知をメインに使っていくことで、相乗効果を発揮することができるのです。

LINEでしか読者を集めていない場合、LINEのサービスが衰退した時に終わってしまいますので、長くビジネスを続けたい方は、是非、この記事を参考にしてみて下さいね。

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